大学の世界展開力強化事業(キャンパス・アジア)

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サマースクール2020 開催しました

 

急激な成長都市を抱えるアジア諸国では、資源・エネルギー需要の増大、都市温暖化、大気汚染など都市・建築環境の悪化が国境を跨ぐ国際的な問題となっている。そこで、都市・建築分野では、地球環境に配慮した循環型社会や環境負荷の少ない低炭素社会の構築など、国際的な環境問題を解決するために、グローバルな視点に立脚した高度専門教育の推進が喫緊の課題である。一方で、歴史・文化に基づく地域社会固有の問題もあるため、国際基準に準拠したローカルな実践的教育が要求されています。

 

特に、多様な歴史・文化・伝統が複雑に混在し、都市・建築に係る深刻な環境問題を抱えるアジアにおいて発展的持続化を図るには、都市・建築の全体を周辺領域まで俯瞰し、生活環境の実態や社会的・文化的背景の理解に基づいて個々の技術や政策を総合化し、環境施策を実践する人材育成が必要です。

 

これらの目的を達するため、現地で課題を把握・考察し、解決策を導き出し、実践して学べる(実践学知の経験)3大学協働で開催するサマースクールを通年で実施しています。

 

サマースクールでは、各大学の学生が一堂に会し講義を受講します。2週間に渡り実施される講義、セミナー、デザインワークショップへの参加を通じて、異文化を持つ他大学の学生と互いのアイディアを提案し合い、議論することができます。

 

サマースクールのカリキュラムでは、以下の2科目が開講されます。

 

◆コア科目

 

Advanced Theory of Habitat Design Seminar in Advanced Theory of Habitat Design : 講義形式で行われ、都市・建築環境における発展的持続性に関する知識の習得を目的としています。

 

◆実践科目

 

Sustainable Design Camp:アジアの他国に出向き、都市・建築環境に関する実践的取り組みを通して、実践知の体得を目指しています。

 

 

 

本年度はコロナウィルスの感染拡大を受け、福岡にて対面での実施は断念せざるを得ませんでしたが、オンラインを駆使し、開催されました。

 

7月10日~8月14日 Advanced Theory of Habitat Desin & Seminar in Advanced Theory of Habitat Designが開催され、

 9月22日から30日まで Sustainable Design Campが開催されました。

参加学生の頑張りにより、オンラインでの困難を感じさせないくらい

 

素晴らしい成果発表となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 令和2年10月1日